
【ととのえ日記 vol.82】 「少し不安になるとトイレへ…」その行動が“腸を敏感にしている”かもしれません
2025年12月29日 10:00
「少しでも不安になるとトイレに行ってしまう」
「出なくても、何度も確認してしまう」
IBS(過敏性腸症候群)の方から、とてもよく聞くお悩みです。
結論からお伝えします。
この“何度もトイレに行く行動”が、腸の知覚過敏を強めている可能性があります。
なぜ「無駄なトイレ」が逆効果になるのか
トイレに行くたびに、脳はこう学習していきます。
「腸は危険な場所」
「常に注意しておく必要がある」
すると体では――
わずかなガスや動きでも強い違和感を感じる
腸の感覚がどんどん敏感になる
不安 → トイレ → さらに不安
という 悪循環 が起こります。
これは性格や意志の弱さではなく、
脳と腸の“学習のクセ” の問題です。
「注意するほど症状は強くなる」という事実
研究では、
腸の症状に過度に注意を向けるほど、
内臓知覚過敏が強まる
ことが報告されています。
つまり――
「気にしない練習」は根性論ではなく、
医学的に意味のある行動 ということ。
我慢ではなく、
👉 腸の神経を書き換えていく作業 なのです。
このまま続くとどうなる?
「念のためトイレに行く」を繰り返していると、
外出が不安になる
電車・会議・授業が怖くなる
常にお腹に意識が向く
生活範囲がどんどん狭くなる
といった状態につながりやすくなります。
でも逆に言えば、
行動を少し変えるだけで、悪循環は止められます。
今日の実践ポイント|まずはこれだけ
👉「今は行かなくて大丈夫」と
5分だけ待つ
ポイントは3つです。
最初は不安でOK
行ってしまっても自分を責めない
“待てた経験”を1回つくる ことが目的
この小さな成功体験が、
「すぐ行かなくても大丈夫だった」
「体は安全だった」
と、腸の神経に再学習させていきます。
排便回数を減らす=我慢、ではありません
排便回数を減らすことは、
❌ 無理に耐えること
ではなく、
⭕ 腸の神経を再教育する行為
少しずつで大丈夫です。
腸は、ちゃんと学び直してくれます😌
山岡鍼灸院で大切にしていること
山岡鍼灸院では、
「不安でトイレに行ってしまう」
「出なくても確認してしまう」
「頭では分かっていても止められない」
こうした状態を、責めません。
当院のサポート
お腹・背中をやさしく整える施術
呼吸と自律神経を落ち着かせるアプローチ
「不安が出にくい体の土台づくり」
を通して、
“我慢しなくても安心できる状態” を目指します。
不安がある=ダメ、ではありません
不安が出るのは、
これまで必死に体を守ってきた証拠。
あとは
少しずつ、安心を教え直すだけ です。
こんな方は一度ご相談ください
トイレの回数が多くなっている
外出前のトイレ確認がやめられない
IBSで不安行動が増えている
「分かっているのに止められない」