
【ととのえ日記 vol.11】“治す”ではなく、“整える”ということ
2025年08月04日 07:43
〜本来の力を、引き出すお手伝い〜
こんにちは。
山岡鍼灸院の山岡凌です☺️
今回は、私が施術を行ううえで大切にしている考え方、
「治す」ではなく「整える」ということについてお話しさせてください。
❖ 私ができるのは、「整えること」
鍼灸師として働いていると、
「先生、治してください」と言っていただくことがあります。
そのお気持ちは、本当によくわかります。
でも私はいつも、こう考えています。
「治す」のは、患者さん自身の体に備わっている力。
私ができるのは、その力が働きやすいよう“整える”ことだけ。
鍼やお灸は、
体の奥に眠っている自然治癒力を引き出し、
その力がちゃんとめぐるように整えるための“きっかけ”にすぎません。
❖ 石をどければ、水は自然と流れ出す
私のなかで、「整える」というのは、
よく川の流れに例えています。
たとえば、川の途中に石が詰まって水の流れがせき止められていたとします。
そのとき私は、無理やり水を押し流すのではなく、
そっと石をどけてあげるような感覚で施術を行います。
すると、水――つまり自然治癒力は、
自らの力でまた、なめらかに流れ始めます。
そしてその流れこそが、
身体を少しずつ回復の方向へと導いてくれる力なのです。
❖ がんばりすぎているあなたへ届けたい
この「整える」という考え方は、
とくにがんばりすぎてしまう方にこそ届いてほしいと思っています。
「ちゃんと治さなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
そう思えば思うほど、体と心が追いつかなくなって、
“がんばってるのに、つらい”という感覚に陥ってしまうこともありますよね。
でも、大丈夫です☺️
がんばらなくても、体を整えることから始めればいい。
ほんの少し肩の力を抜くだけで、体の中はちゃんと反応を始めてくれます。
そこから、“本来の自分”に戻っていくための一歩が始まるのだと思っています。
❖ 「整える」ことを通して、あなたの力を呼び覚ます
私の鍼灸は、
“あなたの中にすでにある力”を信じることから始まります。
無理をしなくてもいい。
話したくなければ、話さなくてもいい。
ただ、整える時間を一緒に過ごしてみる。
それだけでも、きっと何かが変わり始めます。
心と体の奥に、ふっとスペースが生まれるような施術を――
これからも届けていきたいと思っています☺️
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
がんばらなくても、整えるだけで変わっていける。
そんな時間を、あなたにも。