
【ととのえ日記 vol.7】手が震えた“はじまりの日”と、不器用な一歩
2025年07月30日 08:18
こんにちは。
山岡鍼灸院の山岡凌です☺️
今回は、鍼灸師としての「はじまりの日」についてお話ししてみようと思います。
あの日のことは、今でもはっきり覚えています。
最初の施術は、不安と緊張でいっぱいでした。
でもあの瞬間こそが、鍼灸師としての第一歩でした。
そしてその一歩を支えてくれたのは、「現場でのリアルな経験」でした。
国家資格を取って島根に戻り、初めて自分の手で鍼を打たせてもらったあの日。
とにかく緊張していて、手が震えていたのを今でも思い出します。
患者さんの目を見て話していたつもりですが、ちゃんと伝わっていたのかはわかりません(笑)
でも――
あの一歩が、今のすべてのはじまりでした。
専門学生時代、京都の鍼灸学校に通っていた頃。
先生の紹介で、大阪にある有名な鍼灸院に施術を受けに行ったのがきっかけでした。
すると、ありがたいことに
「受付のアルバイトをしてみない?」と声をかけていただきました。
そこからなんと、京都から大阪まで週2回、1年以上通う日々がスタート!
交通費は毎回かかるし、帰り道ではついついインディアンカレーを食べて(辛いけどクセになります🍛笑)、
そのまま本屋に立ち寄って、なぜか毎回1冊は買ってしまう📚
結果、バイト代はほぼすべてそのまま“経験代”として消えていきました(笑)
でも、今振り返ると、すべてが最高の学びでした。
――とはいえ、失敗もありました。
先生が使った鍼やシャーレの片付けを任されていたのに、
一度だけうっかり忘れてしまい、思いっきり怒られたことも…。
あのときの空気の重さは、今でも忘れられません😅
それでも、
患者さんとのやりとり、先生方の所作や言葉の選び方、気配りや礼儀――
現場で「見て学んだこと」は、教科書では学べない“本当のリアル”でした。
今でも「自分はまだまだだな」と思うことはたくさんあります。
でも、不器用でも、小さな一歩でも、目の前の人と丁寧に向き合っていきたい。
あの日の、手が震えるほどの緊張感を、僕はずっと忘れずにいたいと思っています。
だからこそ今も、ひとりひとりの“からだとこころ”に、まっすぐ向き合っています☺️
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
これからも「ととのえ日記」で、想いや原点を少しずつお届けしていきます🌿