
【ととのえ日記 vol.6】京都で過ごした3年間と、鍼灸師としての芽生え
2025年07月29日 07:38
こんにちは。
山岡鍼灸院の山岡凌です☺️
今回は、専門学生時代――京都での3年間を少し振り返ってみたいと思います。
この時間は、僕が鍼灸師としての土台を築きはじめた、
とても大切な節目でした。
京都で過ごした3年間は、技術や知識だけでなく、
「自分の内側と静かに向き合う時間」でもありました。
この経験が、今の施術の考え方やスタンスに深く根を張っています。
高校卒業後、僕は京都医健専門学校 鍼灸科に進学しました。
「午前集中コース」というクラスに在籍し、午前中にみっちり授業を受け、午後は自由時間。
自分のペースも大切にできるこのスタイルは、僕にとても合っていました。
とはいえ、初めての一人暮らし。
生活費を工面するために、お好み焼き屋さん、八百屋さん、新聞配達など、いろんなアルバイトを掛け持ちしながらの日々。
バタバタしながらも、どこか楽しく、充実していたあの頃の生活を、今でもよく思い出します。
午後の自由時間には、鴨川沿いに座って読書するのが日課でした📚
小説だけでなく、哲学書や仏教の本など、ちょっと難しめの本にも惹かれて。
ページをめくりながら、考え込む時間が好きでした。
また、自転車で京都中を走り回るのも日課のひとつ。
中でも印象深いのが、伏見稲荷大社。
毎週のように足を運び、鳥居の道をひたすら歩いたり、ただぼーっとしたり――
心がすっと整う、不思議な場所でした⛩️
学校の授業では、特に東洋医学やツボの授業が大好きで、
なんと1年生のときに、3年生で使うツボの教科書を全部読破するほどハマっていました(笑)
「このツボは、どうして効くんだろう?」
「なぜここを押すと、体が変わるのか?」
その**“なぜ?”が止まらない性格**が、ぐんぐん探究心を伸ばしてくれたのだと思います。
在学中には、鍼灸院でのアルバイトも経験しました。
卒業後、関西に残る選択肢もありましたが、なぜか迷いなく、
「島根に帰ろう」と自然に決められたのも、今では不思議な感覚です。
こうして、無事にはり師・きゅう師の国家資格を取得。
京都での3年間で得たものは、今の施術スタイルや患者さんとの向き合い方に、しっかりと根づいています。
京都で過ごしたあの3年間は、
“技術”を学んだだけではなく、
自分の心と体の感覚に耳を傾ける時間でもありました。
忙しくても、ひとりでも、自分らしくいられる。
あのときの自分にも、「ありがとう」と伝えたくなるような、
大切な日々でした☺️
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。