
【ととのえ日記109】 機能性ディスペプシアの症状の特徴 ―「食後」と「みぞおち」に現れるサイン―
2026年02月13日 16:26
「食後に胃が重い…」
「みぞおちがムカムカする」
でも検査では異常なし。
そんなときに考えたいのが、
機能性ディスペプシア(FD) です。
FDは、胃に炎症や潰瘍などの異常がないにも関わらず、
胃の不快な症状が続く状態を指します。
そしてFDの症状には、
大きく分けて2つの特徴的なタイプがあります。
🔵 ① 食後の不調(食後愁訴タイプ)
これは、食べたあとに症状が強く出るタイプです。
具体的には――
・食後すぐに胃がもたれる
・少し食べただけで満腹になる
・食後の張りや苦しさが続く
本来、胃は
食べ物を一時的にためて、ゆっくり腸へ送ります。
しかしFDでは、
この「ためる」「送る」という動きがうまくいかず、
胃の中に食べ物が長くとどまる状態になります。
例えるなら、
渋滞している道路のような状態。
スムーズに流れないことで、
重さや不快感として感じやすくなります。
🔵 ② みぞおちの不調(心窩部痛タイプ)
こちらは、
みぞおち周辺に症状が集中するタイプです。
・みぞおちが痛い
・焼けるような感覚がある
・空腹でも違和感がある
・キリキリする不快感が続く
このタイプでは、
胃の「感じ方(知覚)」が敏感になっています。
通常なら気にならない刺激でも、
脳が強い不快感として受け取ってしまう状態です。
これは、
胃が壊れているのではなく、
神経が敏感になっている状態と考えられています。
🔬【今日の視点】
機能性ディスペプシアは、
・胃の動きの乱れ(運動機能)
・胃の感じ方の敏感さ(知覚過敏)
この2つが重なって起こる不調です。
そのため、症状が
「食後」や「みぞおち」など特定のタイミングや場所に集中しやすいのです。
🌿 症状のタイプを知ることが回復の第一歩
「胃が弱いだけ」
そう思って我慢してしまう方も多いですが、
症状には、
きちんとした理由と特徴があります。
そして、
神経のバランスや体の状態を整えることで、
胃は本来の働きを取り戻しやすくなります。
山岡鍼灸院では、
胃の働きと自律神経の両方に着目し、
体が回復しやすい状態へ整えるサポートを行っています。
「原因が分からない胃の不調」でお悩みの方も、
安心してご相談くださいね😌